博士の日記

医薬系民間企業の研究員を経て、外資系企業でマーケティング職をやっているバイオ系博士が日々を語ります。

バイオ系の民間企業研究職ってすぐみつかるの?

前回は、研究職探しのために転職エージェントに登録して、実際に10社くらいに応募してみたこと、jrecinの募集を見て自分で直接応募してみたっていう話をした。

 

◆前回記事:転職活動はじめました。って話

https://micromegane.hatenablog.com/entry/2019/03/11/081339

 

リクナビネクスト経由で応募した企業だけど、どこも面接にはお呼ばれされなかった。

応募した先が、平均年収も高く一般レベルでもどこもよく名前を聞く大手企業ばかりだったからかも。

 

自分の転職市場での価値というか、自分の身の丈を知る良い機会にはなったと思う。

よほど前職で顕著な成果でも出していない限り、企業規模を超絶飛躍させて転職することは難しいと感じた。

ただ、転職エージェントの人も自分が書いた書類をブラッシュアップしてくれたかというと、そうではなく誤字脱字直してくれたくらいだから、書類があんなんで企業ウケちゃんとしてたのかなっていう言い訳も少しする余地は残っていると思う。

ということから考えて、転職エージェントはやはり複数登録した方が良いのかなって思った。

エージェントの詳しい分野とかもあるだろうし。

どこのエージェントが良いかってのは他にも色々サイトがあるから参考にすればヨロシ。

ここではあくまで僕の体験を語るアルヨ。

 

で、結局は自力で直接応募したところで面接に呼ばれた。

転職エージェントを介すると、エージェントに払うお金が発生するからケチったのか。

エージェントを介することでまともな人をとれるというメリットもあると思うけど。

でもjrecin経由だからね。jrecinってきっと研究のバックグラウンドもった人しか見ないよね?

だから全く何も知らないような人はそもそもそんな応募して来ないっていうかちょっとした篩効果があったりするのかも。とか考えてみたり。

 

ともあれ、前職に比べると企業規模は大きいところへ書類通ったので、面接いったった。

面接で、実際にこんな業務担当して欲しいと思ってる的な説明受けた。

ちなみに、面接の前(書類通過後)にはSPIを受けさせられた。前の会社の採用のときも同じようなタイミングだった。転職市場、しかも研究職であってもSPIはふつうに受けさせられる可能性が高いことは知っておいても損はないかもね。

僕は計算問題とか結構苦手なんで、かなり一生懸命勉強したよ。いついつまでに受験すること、っていう期限があるんねんけど、その期限ぎりぎり(前日だったと思う)で受けた。あまりに受けず心配だったのか、企業の人から2回くらいリマインド来たよー(笑)

期限過ぎてねーんだからいいじゃんと思ってしまう。一体何のための期限だよ(怒)って。

日本人は時間にうるさくていかんばい。もっと心にゆとりをもって欲しいばい。ゆとり世代に期待するばい。

 

で、面接受けた会社の想定ポジション。詳細は書かないけど、いわゆる新規事業立ち上げ的ポジションだった。求人票には書いてなかったけど。

そういうのも面白そうだなって思った。

で、あれよこれよと面接合格して内定ももらった。

 

年収は、エージェント介さなかったからか交渉の余地はほとんどなかった。

ここは、これから転職しようと思っている人には気を付けてもらいたい。

個人で応募した場合、年収交渉は難しいってこと。

そもそもエージェント介さなくても引く手あまたのようなハイクラスな人には関係ないと思うけど、僕みたいな平凡な博士だと結構起こりそうなことだと思う。

で、具体的にいうと年収は前職プラス10万円くらいだった。

まあ前職がそもそも研究職じゃなかったし、新しい会社での期待値もそこそこだったからかもしらん。業界全く別分野だったし。

 

でもまあなんにせよ、売上高数千億はある大企業で研究職につけるなんて、ほかにチャンスはなかなか巡って来ないんじゃないかなって思った。転職エージェント経由では落ちたまくったし。

もっと給料高くしたかった~、とか職場はどこどこが良かったとか思うところはいっぱいあったけど、絶対条件からは外れなかったのでヨシとすることにした。

 

そんなこんな見つけた新しい職場だった。

 

前職辞める手続きも結構大変だった。

 

家族への理解も結構大変だった。

 

人は変化を嫌う生き物なんだなって思った。

 

そんなこんなを乗り越えてようやく僕は研究職に就いた。

 

今日はこの辺で!