博士の日記

医薬系民間企業の研究員を経て、外資系企業でマーケティング職をやっているバイオ系博士が日々を語ります。

企業研究者とコミュニケーション能力

チームワークとかチームプレーだとか、会社員である研究者にとって必要な能力みたいなことを前回記事で話した。あくまでオレテの考えだけどね。

◆前回記事↓

https://micromegane.hatenablog.com/entry/2019/03/29/075831

 

今日は、チームワークとかに関係する重要な能力である、コミュニケーション能力については思うところを述べたい。

 

コミュニケーション能力ってそもそも何?

ウィキペディアによると、コミュニケーション能力とは、他者と意思疎通を上手に図る能力、と定義されている。

 

意思疎通とはweblio辞書によると、

互いに考えていることを相手に伝えて理解を得ること、らしい。

 

だいぶほぐれてきたね。

つまりコミュニケーション能力って、他人とお互いに考えていることを伝え合って、理解し合う行為をうまく行える能力みたいだ。

 

一緒に仕事をする相手が何を考えているかわからないと、そもそも仕事何てできないよね。

例えば、同じ会社には属しているんだけど部署も違って今まで一度もあったことない人(同じような職位で)がいて、トップダウンで急に上司からその人と2人でなんか新規プロジェクト始めろって言われたとする。

そんな時、あんたどないしよる?っつー話だ。

ここでコミュニケーション能力発揮せず他にどこでする?

さっき定義から見てきたように、コミュニケーション能力は相手と理解し合う能力ということだった。

じゃあまず、自己紹介しなきゃね。

自己紹介していくと、きっと自分の専門性とか話すしょ?仕事なんだから話すよね?

それがお互いに理解できたら、プロジェクト開始の切り口とか掴めそうじゃない?

それに、これまでどういう仕事してきたとかってお互いに情報を共有しあったら、役割り分担とか見えてくるかもよ?

そんな一見当たり前そうなことがコミュニケーション能力だと思うよ。

 

オレテはコミュニケーションを大切にしている。これはオレテこだわりの仕事の進め方だ。

よくコミュニケーションで事故が発生しがちなのが、メールだよね。メールのやりとりって、感情読めなかったりして文面だけじゃちゃんと相手に伝わらなかったりするし、よく誤解も発生しちゃったりする。

就職すると学生のときの105倍くらいメール使うようになると思うけど、本当に苦労が多いよ。そもそも学生だからって許されてることも多いだろうしね。

だからオレテ、可能な限り対面でのコミュニケーションを心がけている。メール送った後とかに、メールにも書いてあるけど、その人の席まで行って改めて背景を説明するとか。

遠方なら、これからこういう事情でこんなメール送りますって電話で伝えるとか。

そうすると相手の受け取り方が100倍くらいマイルドになる。こういうのって結構ビジネスの基本な気がするけど、周り見ていてちゃんとできている人が意外と少ない気がする。(うちの会社の民度が低いせいだったら悲しいけど)

そういった細やかなケアを怠ると、途端に君が送ったメールは炎上して返信されることになる!

お怒りメールの怖さったらないよね。

そうならないようにする能力がコミュニケーションだと思って間違いないと思う。

 

じゃあそういうコミュニケーション能力ってのは、どうやったら鍛えられるのか、ちょっと思い付く範囲で検討してみたい。

 

直接話しに行くのが面倒くさい。だからメールで済ましちゃおう。

これがダメね。面倒くさがらず、相手と話しに行こう。それに時間を費やすことで、結果的に後々楽になると考えたらエエんや。これを面倒がってやらんと、後で火消しに時間かかるで。

 

言わんくてもきっとわかるだろう。

これもダメね。言わんことは分かんないんや。言わんことは決して伝わらないんや。そう思っておけば間違いない。

 

感謝はきちんと伝えよう。

相手が何か自分にしてくれたとして、ありがたいと思ったけど適当に流してたら、その相手はこの人こんなことしてあげても無駄なんだと思ってしまう。次からしてくれなくなるかもよ?

だからちゃんと感謝しよう。

 

人の話をちゃんと聞く。聞いて、その上でちゃんと覚えておく。仕事と関係なく、出身地とか住んでる場所とかでも、一度聞いてちゃんと覚えておくと、この人は自分に興味もってくれてんだなってちょっと嬉しくなったりする。

逆に何回も話してんのに覚えてないようだと、呆れられると思う。

 

そんな細やかな配慮が、コミュニケーション能力なのかと思ったり!

 

今日はこの辺でな!